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水切り方法
水切りとは・・・お花を包装紙や新聞紙などで巻きます。
次にきれいな水の中で切れ味の良いハサミで斜めにカットし、
そのまま水の中に30分〜1時間つけたままにしておく方法です。
なぜ包装紙などに巻くのか 包装紙などに巻くとまっすぐに水を吸い上げるためです。
また葉っぱからの余分な蒸発を押さえるためです。
(お持ち帰りの後、包装紙に巻いたまま、水切りをすることをおすすめいたします。)
なぜ斜めに切るのか 水を吸い上げる面積が広くなるためです。
また水平に切ってしまうと茎の細胞が押しつぶされる
恐れがあるためです。
なぜ水の中で切るのか 持ち帰るまで茎の先っぽが乾いてしまうからです。
水の中で切ることにより、細胞の中に空気が全く入らないので、
よく水を吸い上げます。
注意点1細胞に空気が入ってしまうと、花首で折れる原因になります。
店頭に並んでいるお花は全て適切な水揚げを行っていますので、
お持ち帰りに3時間ほどかかる場合でも水切りをしていただければ大丈夫です。
注意点2切れにくいハサミを使っていると、茎の細胞を壊すことになり、
適切な水揚げが出来ず花持ちに悪い影響を与えます。
お花を1日でも長く楽しむために、良く切れる切花専用の
剪定ハサミをおすすめします。(店頭にもございます。)